《セミナー》海外事業の立ち上げと海外人事のコツ

海外事業の立ち上げを考えている方に福岡でセミナーのお知らせです。

(公社)福岡貿易会が「グローバルビジネス スタートアップセミナー~海外事業の立ち上げと海外人事のコツ~ 」を開催します。円滑な海外事業展開に欠かせない進出先の最新動向から、優秀な海外人材の確保方法など役立つプロセスをセミナーで受講できすます。海外進出のヒントやきっかけを探している方、参加してみてはいかがですか?

http://www.fukuoka-fta.or.jp/…/attachmen…/2_1451269208_1.pdf

《イベント》「留学生と企業との交流サロン」

海外から日本へ入ってくる人や物の動きを「インバウンド」と言います。逆に、日本から海外へ出て行く人や企業の動きは「アウトバウンド」です。builtupがお手伝いするのはまさにこのアウトバウンドですが、興味はあっても様々な理由や状況によりすぐに実行できない企業様、事業主様も多いのではないでしょうか。そんな時のはじめの一歩として、職場や店舗に外国人スタッフを採用してみるというのも一つの方法かもかもしれません。

福岡市では日本で就職を考えている外国人留学生と企業の交流会を開催しています。海外事業展開に興味のある方、まずは交流サロンを覗いてみてはいかがですか?

「留学生と企業との交流サロン」
1.日 時  平成27年12月7日(月) 18:00 ~ 20:30
2.会 場  (株)正興電機製作所 5F会議室(福岡市博多区東光2丁目7番25号)
3.参加者  ・地元福岡の企業のみなさま
        ・福岡よかトピア国際交流財団の奨学金を受給している外国人留学生
        ・青年海外協力隊帰国隊員(JICA OB)
4.内 容  留学生・JICA OBとのグループ討議&交流会 ※会話は日本語です
5.テーマ  「日本企業が留学生やグローバル人材に期待すること」
6.参加費  無 料
7.主 催  公益財団法人 福岡よかトピア国際交流財団
http://asiabiz.city.fukuoka.lg.jp/topic/detail.php?id=557

視察⑥ ミャンマー・ヤンゴン

今回の現地視察とネットワーク構築もミャンマーが最後となりました。

長く続いた軍事政権から民主政治へと舵を切った2011年頃から、「アジア最後のフロンティア」と称されメディア露出が増えたミャンマーは海外投資先として高い注目を浴びてきました。その理由にミャンマーの「安価な労働力」、「国内消費が見込まれる人口」、「日本人に近いミャンマー人気質」が挙げられ、海外進出を狙う日本企業もこぞって現地視察ツアーに訪れています。

かつては隣国タイ・バンコクの日本人駐在員が日常品の買い出しに来るほどミャンマーのヤンゴンは栄え、軟禁から解放されたアウンサンスーチー女史が再びバンコクを訪れた際、その発展ぶり(言いかえれば軍事政権のために遅れた自国の発展)に涙したほどだったとか。

国内最大の都市、ヤンゴンをはじめて訪れたのが2012年。発展最後進国のミャンマーが「アジア最後のフロンティア」といわれ始めて間もなくの当時、オープンしたばかりのヤンゴン最大級のショッピングモールJunction Squareを訪れましたが来場者はごくごくまばらでした。また、欧米並みの品揃えが人気の高級スーパーマーケットCity Martが店舗数を増やし、数少ない市内の宿泊施設が急増する観光客や視察団体のために慢性的に不足していたりと、街が変化し始めているのを肌で感じることができました。

あれから3年。ヤンゴンは前回の訪問時に比べ驚くほど車が増えていました。市内の移動は確実に以前の2倍以上の時間を見ておく必要があるほど。Junction Squareは飲食フロアも雑貨フロアも充実し、来場客も増えて賑やかに。ホテルの予約サイトにはおしゃれでリーズナブルなビジネスホテルから高級ホテルまで3年前にはない新しい名前が連なっていました。

現地では日本企業のミャンマー進出を支えるコンサルティング会社、旅行代理店、日本食店を複数店舗展開するオーナーと打ち合わせさせていただきました。それぞれ業種は違いますが、みなさん「ミャンマーでの起業は大変」といわれます。進んでいないインフラ整備やまだ安定していない国内の政治情勢などがその原因でしょうが、それでもミャンマーを選ぶ理由は「これから必ず爆発する時が来る」から。

確実に発展をしてはいるもののメディアで寄せられている期待通りの経済発展がいつ起こるかは誰にも分かりません。現地の日本人ビジネスパーソンは皆、これから近い将来のために今着々とミャンマーで準備を進めているところです。

視察⑤ ベトナム・ホーチミン

2015年4月、ベトナム南部に位置する商業の中心地、ホーチミン市の中心を走るグエンフエ通りが長い改修工事を終え、夜間と週末が歩行者天国として解放されるようになりました。夜になると学生や仕事が終わった若者がどこからともなく集まってきて通りは連日夏祭りのような状態です。今回のホーチミン視察ではこの賑やかなグエンフエ通りに面したビジネスビルに入居するジェトロ(JETRO 日本貿易振興機構)が行っている「海外ブリーフィングサービス」を利用させていただきました。

この海外ブリーフィングサービスとは、ジェトロ海外事務所が行う海外駐在員や専門アドバイザーによる現地一般経済事情やビジネス環境についての情報提供サービスです。その拠点は世界約70箇所。目的国(地)に着く前に希望地、希望日などを申し込むと最寄りのジェトロ担当者が当該海外事務所に確認して結果をメールで連絡してくれるので、その予約日時に直接ジェトロ海外事務所を訪問します。
ジェトロ 海外ブリーフィングサービス 申し込みサイト
https://www.jetro.go.jp/services/briefing/

ブリーフィングは1時間、料金は無料。ホーチミン事務所ではベトナムの基本情報と、ビルトアップから事前にリクエストしていた「ホーチミン市の日本食店事情」について情報提供していただきました。ビジネスを目的にベトナムを訪れる方にとてもわかりやすく現地の情報を説明してくださるので観光以外の方は利用してみてはいかがでしょうか。

このブリーフィングの翌日、お勧めいただいたピザレストラン「Pizza 4P’s」へ。このお店は日本人経営ながら地元のベトナム人や外国人から支持され、オープンから4年以上経った今も予約が取りにくいお店で有名。そんな前情報をいただき「オープン直後、一人くらいならなんとか大丈夫だろう」と直接お店へ行ったところ「1時間半」の時間制限付きでカウンター席へ案内されました。土曜日ということもあり、11時過ぎにはお客様がどんどん入店してきました。こだわりの自家製チーズを使ったピザのレベルは非常に高く、程よく馴染んだ店内もベトナムにいることを忘れてしまうようでした。現在はハノイにも出店、食材宅配サービス「Box 4P’s」を展開しています。

日本人がベトナムでピザ店で大成功。そのポイントは「日本人だから日本食」や「日本のクオリティーを提供する」にこだわらず、現地で求められているものを提供することなのだと改めて考えさせられました。

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視察④ 台湾・台北/新竹

福岡から台湾へ進出している飲食店をご存知ですか?

有名なのは博多のラーメン店「一風堂」。「台湾の青山・表参道」といわれるおしゃれな台北市中山エリアに出店し、現在は国内で9店舗を展開しています。リピーターも多く本場の豚骨ラーメンを求めて地元台湾人で賑わっています。ラーメンでもう一店、2015年秋「博多一幸舎」が国内3店目にして台北市台湾駅近くにオープンしました。1、2号店は台北から新幹線で南下すること約30分、「アジアのシリコンバレー」と呼ばれる新竹市。福岡に留学していた台湾人オーナーの出身地ということでまずは新竹で出店したところ地元のIT企業に勤める若い富裕層に受け、満を持しての台北進出となりました。博多から人気焼き鳥店「焼きとりの八兵衛」は展望台で有名な「台北101」をはじめホテルやショッピング街などの開発が進む信義エリアの「新光三越」に出店しています。「一風堂」、「一幸舎」、「焼きとりの八兵衛」など、和食の中でも個性的な店が日本そのままの味と雰囲気を提供しています。

整備された街並みをふらりと歩いたり、理路整然としたバスや地下鉄などの公共交通網で移動しているとまるで日本のどこかにいるような錯覚に陥ってしまう街、台北。台湾人が経営する「日式」和食店も数多く、街のいたるところで日本料理の看板を目にします。中には日本人のおもてなしの心や乾杯に象徴される酒文化を伝える店もあり、かなりハイレベルな和食店が浸透しています。市内のSOGOや三越など日系デパートの食品売り場はもはや日本そのもの。基本的調味料から日本のお菓子や酒類まで品揃えは豊富です。もちろん、在住日本人も利用しますが台湾人にも支持されています。歴史的にも深い繋がりがあり地理的にも日本に近く日本文化が浸透している台湾で求められる日本クオリティーは非常に高いと感じます。

アジアの中でも経済的、文化的に成熟度の高い台湾は日本の味や雰囲気で勝負したい、そんな方にオススメです。

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《イベント》外資系企業とのビジネス提携交流会

【セミナー・講演会】
外資系企業とのビジネス提携交流会(観光分野) -インバウンド消費を九州へ-

ちょうど「インバウンド」のお話をしたところ、福岡市でJETRO主催【外資系企業とのビジネス提携交流会(観光分野) -インバウンド消費を九州へ-】が開催されます。インバウンドに欠かせない外資企業によるプレゼンと名刺交換会が予定されています。外国人のお客様を誘致したい飲食店様、必見です!

参加企業
・Yelp Japan
・グローバル・タックスフリー株式会社
・行楽ジャパン
・株式会社Ctrip Japan
・Square株式会社

日  時: 2015年12月1日(火) 13:30-16:30(受付開始:13:00)
会  場: ハイアットリージェンシー福岡 2階 リージェンシーボールルーム
詳しくは↓
https://www.jetro.go.jp/events/jab/100101aae73e933c.html

視察③ タイ・バンコク

在住日本人が10万人とも言われるタイ・バンコクは食、ショッピング、レジャーと充実した人気の観光都市です。日系企業の駐在員やその家族、加えて地元に根付いている日本人と合わせて巨大な日本人コミュニティーを形成しています。バンコクに進出している日系企業は飲食店、美容室、学習塾、不動産、製造メーカー、IT関係、旅行代理店などほとんどの業種といっても良いほどです。

タイでのキーワードは今年の流行語にもノミネートされている「インバウンド」。外国人観光客を日本へ誘致する際によく使われる言葉ですが、2013年以降、タイ人が日本へ旅行する際のビザが免除されてからタイ人のインバウンド観光客は急増しています。雪見のために北海道を訪れたり、合掌造りの白川郷まで足を延ばすタイ人は珍しくありません。全国有名店のラーメンが食べられるフードテーマパーク「新横浜ラーメン博物館」も連日タイ人の来場があるそう。ディープな日本体験をして帰国するタイ人が増え、バンコクでは他の東南アジア諸国に比べ本物の日本に近いクオリティと選択肢が求められていることを感じます。

タイからのインバウンドで大きな流れの一つに「日本ロケ」も挙げられます。インバウンド観光客を誘致したい日本側と日本の現地ロケで今までにないドラマや映画を作りたいタイ側。どちらにとってもメリットがあるこの日本撮影ですが、すでに熊本を舞台にしたタイ日合同製作映画「アリエル王子と監視人」や北九州でロケが行われたタイのテレビドラマ「デビルラバー」などタイメディアで日本の街や風景の露出も増えています。ドラマで見た日本を目指して、ますますインバウンドが増えることは日本にとっても嬉しい限りです。

今回のバンコク視察では「インバウンド」を手がける広告代理店の方と打ち合わせを行いました。タイへ向かっていく「アウトバンド」は視察するという点で興味深いですが、タイでは「インバウンド」にも目を向けてみても良いかもしれません。

視察② カンボジア・プノンペン

目覚ましい発展を遂げている東南アジア諸国の中で後発とされるカンボジア。カンボジアといえばアンコールワット遺跡を訪れる日本人観光客は多く、首都プノンペンに立ち寄ることは少ないかもしれません。人口1,500万人という小さな国の首都ですが、観光地としても海外進出先としても魅力のある街であることを感じます。

かつては「東洋のパリ」と呼ばれフランスの植民地時代の名残のある建物や町並みが残り、王国の証であるカンボジア王宮やプノンペンの名前の由来となった寺院ワットプノンなどが街に点在しています。最近では欧米人が小さな古い路地裏の一角にオシャレなバーを10軒近くオープンするなど、新旧が入り混じるエキゾチックなエリアも誕生しています。プノンペンは1日街歩きするにはとても楽しい観光地です。

ビジネス面でもプノンペンでの日本企業の存在感は年々アップしいています。昨年、市内にオープンしたAEONはとにかく新しくて綺麗と地元の人たちからも評判は上々。人件費が比較的安価で外国資本が100%認められているカンボジアを拠点に、日本をはじめ中国や東南アジアでも発展している国々への事業展開をしている日本企業も少なくありません。

日本企業の進出に合わせてプノンペンでは日本人国際弁護士が企業顧問としてコンサルティングを行ったり、日本人経営による人材紹介会社が日本人の求める確かな人材を日系企業へ紹介しています。今回の視察でお会いした国際弁護士と人材紹介会社オーナーのお二人は、日系企業のカンボジア進出を縁の下で支える頼もしい存在でありながらなんとまだ20代。世間では「ゆとり世代」ですが、日本でも知名度の低いプノンペンでしっかり事業を確立し、今後の鮮明なビジョンを持っているのが印象的でした。自分の資本で起業できるカンボジア・プノンペンは野心のある方々の挑戦の場になるのではないでしょうか。

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視察① インドネシア・ジャカルタ

2015年時点で人口が2億5000万人を超えるインドネシア。GDP成長率は年率6%を記録、失業率は10年前の11%台から5%台まで半減。日本に比べ海洋・鉱山資源に恵まれた国土は5倍、経済は4倍のスピードで成長をしている、これから東南アジアのリーダーとして注目されている国です。

首都ジャカルタは人口3,000万人。東京に次ぐ世界第2位の巨大都市に人口や経済の多くが集まっています。就く仕事も収入も急増し、国民全体の生活レベルが劇的に変わっているこの国、そしてこの都市の発展を如実に表しているのがショッピングモールではないでしょうか。日本の巨大商業施設イオンモールより数倍大きいハイエンドなショッピングモールが市内のいたるところにある、そんなイメージです。

アジアの多くの国で見られる傾向ですが、収入が急速に増えても余暇の過ごし方があまりない家族や若者たちが「涼」と「食」を求めてショッピングモールにやってきます。モール内で最も賑わっているのがフードコートやレストラン街。日本食も大手ファーストフードチェーンが数多く進出していますが、現地人オーナーがやっているオリジナル和食店も目立ちました。その他、洋食、カフェ、韓国料理、タイ料理、スイーツと食の多様化が進んでいます。収入が増えた時に一番に変わっていくのは「食スタイル」なのかもしれません。

ジャカルタ視察のネットワーク構築では、IT関係、人材紹介、コンサルティングで起業されている在住日本人の方々と打ち合わせさせていただきました。東京レベルの都市圏でありながら市内中心部には地下鉄や電車などの公共の交通機関がなく移動はもっぱらタクシー。想像するに難くはありませんが交通渋滞のひどさも世界1、2を競うほど。数百メートル進むのに1時間かかったというのはよくある話で、中にはすいていれば30分で着くジャカルタのスカルノ・ハッタ空港へ6時間かかったというお話もお聞きしました。

これでは通勤や仕事の営業もままならず、さぞかし日々の生活でストレスがたまるのではという心配をよそに「それでもジャカルタが好き」という方がほとんどでした。考えてみればそれも当然。自ら海外進出するためにこの発展目覚ましいジャカルタを選んでいるのだから。良い面も、大変な面も含めてその国が好きでなければ海外進出をすることは難しいということかもしれません。現在日本の大手ゼネコンが着工し、2018年完成予定の市内を縦断する地下鉄の開通をみなさん心から待っているのではないでしょうか。

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現地視察で見えたこと

builtupでは対応エリアの最新情報を集めるとともに現地のビジネスパーソンとのネットワークを強化するため、対応6カ国の主要都市を訪問しました。それぞれの社会情勢、経済状況、今後展開する大きな国家プロジェクトを背景に、どの国も目覚ましい成長と大きな変化の中にあることを肌で感じました。

これから各国の今をbuiltup視点でお伝えします。6カ国のそれぞれの情報と現地の日本人ビジネスパーソンの生の声をもとに「海外進出とは」を考えていきます。

builtupが考えるキーワード
現地視察① インドネシア・ジャカルタ「巨大モールが乱立する街」
現地視察② カンボジア・プノンペン「海外で夢を叶えるゆとり世代」
現地視察③ タイ・バンコク「東南アジアの成熟した都市」
現地視察④ 台湾・台北/新竹「親日国の求めるジャパンクオリティ」
現地視察⑤ ベトナム・ホーチミン「ローカルに支持されて」
現地視察⑥ ミャンマー・ヤンゴン「アジア最後のフロンティアの今とこれから」

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